総評

サマリー

試合序盤は失点を抑えて食らいついたが、2Qでミスマッチを突かれて20点を超えるビハインドを背負った。後半は流れを掴みかけたものの、前半の失点が響き、追い上げ切れないまま23点差で敗戦。横浜BCはこれでシーズン成績を6勝12敗とした。なお、この試合で横浜国際プールB1通算入場者数70万人を達成している。



●主なスタッツ
#4 ダミアン・イングリス
14得点 2リバウンド 1スティール
#8 ゲイリー・クラーク
13得点 6リバウンド 2アシスト 1スティール
#15 キーファー・ラベナ
12得点 5リバウンド 6アシスト 1スティール

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1Q
横浜BC 16-22 滋賀

●スターティング5
#3安藤誓哉、#4ダミアン・イングリス、#18森井健太、#24松崎裕樹、#25ケーレブ・ターズースキー



ドライブを止められず連続得点を許す苦しい立ち上がり。ターンオーバーなどのミスも重なって滋賀に主導権を握られ、点差が広がる。それでも、終盤には堅いディフェンスでショットクロックバイオレーションを誘発。オフェンスでもミドルショットや3Pシュートが決まり始め、攻守のリズムを取り戻し6点ビハインドで1Qを終える。

2Q
横浜BC 28-51 滋賀
(横浜BC 22-29 滋賀)

インサイドのミスマッチを突かれ、序盤から攻守ともにペイント内で苦しむ。ファストブレイクで立て続けに得点を許し、点差が一気に拡大。オフェンスを立て直すきっかけが掴めず、オフィシャルタイムアウト明けはフィールドゴールを一度も奪えない。フリースローで得点をつなぐも、23点ビハインドで前半を終える。

3Q
横浜BC 54-73 滋賀
(横浜BC 26-22 滋賀)

ジャンプショットで得点を重ねるも、3Pシュートを立て続けに決められ点差が縮められずに我慢の時間帯が続く。しかし、終盤に#15ラベナのバスケットカウント3点プレー、#25ターズースキーのワンハンドダンクが連続で決まり、流れを引き寄せる。ブロックや好アシストからの得点も重なり、勢いを取り戻して19点ビハインドで3Qを終える。

4Q
横浜BC 68-91 滋賀
(横浜BC 14-18 滋賀)

開始から連続で3Pシュートを許し、さらに点差が拡大。ジャンプショットで得点を返すも、相手のオフェンスを止められず、大きく開いたビハインドを詰め切れないまま23点差で敗戦。



●さくらメディカル賞
#8 ゲイリー・クラーク

●バスケットLIVE OnFire賞
#8 ゲイリー・クラーク

試合後コメント

HC

ラッシ・トゥオビ

ラッシ・トゥオビHC

がっかりする結果になった。昨日、いい形で勝てたのにもかかわらず、今日の試合に繋がらなかったことが本当に悔しい。昨日と今日の試合は、シーズン最初の18試合での流れを象徴している。1試合目で上手くいき、いいチームにも勝てたりもしたが、2試合目や次の試合では上手くいかない。そういった形になり、今日、滋賀さんに圧倒されてしまった。もちろん、このような試合になってしまってはいけないし、このことにしっかりと向き合い、いろいろと考えていく。

PG/SG

キーファー・ラベナ

キーファー・ラベナ選手

タフな試合になった。大きなリードを奪われてしまうと、うまくやることが難しい。シーズンの序盤が終わったからこそ、今までよくなかったところを振り返り、しっかり身体のリカバリーをして、次の試合に向けて準備していきたい。

ーエナジーあるプレーを何度も見せたことについて
ベンチスタートの選手はやはりエナジーを出して、自分たちが貢献できる部分で貢献をしなければいけない。それが得点につながらなくとも、アシストやリバウンドといったところで、いいエナジーを作るというのは、とても大事なところだと思い挑んだ。

C

ケーレブ・ターズースキー

ケーレブ・ターズースキー選手

本当に残念な結果だったが、その中で自分たちが誇れるのは、あのタフな試合の中で最後まで諦めなかったこと。この悔しさを忘れず糧にしてバイウィーク期間中を頑張れば、12月からいい試合ができる。それに向けてしっかりと準備していく。

SF

兪龍海

兪龍海選手

バイウィーク期間中の休みで、みんながメンタルを立て直すことになると思う。バイウィーク前最後の試合、昨日はいい試合をしたが、最後の最後で気が緩んでしまうと、今まで積み上げてきたことについて疑問だけが残ることになる。自分が出た時は、せめて少しでも体現できたらと臨んだ。

しばらくファン・ブースターの皆さんに会えないが、次に会えた時にはコレクティブバスケットボールやチームディフェンスができるように、このバイウィークを使って、しっかりと準備していく。たくさんの応援、本当にありがとうございました。

試合ハイライト