総評

サマリー

今季レギュラーシーズン最終戦。GAME1に続き#4イングリスが欠場する中、立ち上がりから#15ラベナが奮起。1Qだけで3本の3Pシュートを成功させてチームを牽引し、主導権を握る。しかし2Q終盤に逆転を許して以降、追いかける展開に。一時逆転に成功するも勝負所でシュートを決め切ったFE名古屋に対して最後は力及ばず3点差で惜敗。最終戦を勝利で飾ることはできなかった。横浜BCの今季の通算成績は24勝36敗。スコアリーダーは5本の3Pシュートを含む23得点を挙げた#15ラベナ。



●バスケットLIVE OnFire賞
#21 マイク・コッツァー

●スターティング5
#8 ゲイリー・クラーク
#15 キーファー・ラベナ
#18 森井健太
#21 マイク・コッツァー
#30 須藤昂矢

●主なスタッツ
#8 ゲイリー・クラーク
22得点 8リバウンド 2アシスト 1スティール 1ブロック
#15 キーファー・ラベナ
23得点 5リバウンド 5アシスト 3スティール
#21 マイク・コッツァー
12得点 8リバウンド 4アシスト 1スティール 1ブロック

●試合レポート(B.LEAGUE公式サイト)
→両チームスタッツ比較、シュートチャート、スコアチャート
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●ボックススコア(B.LEAGUE公式サイト)
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1Q
横浜BC 23-18 FE名古屋

横浜BCは2Pシュート、FE名古屋はフリースローで立ち上がりから得点を重ねていく。守備では開始4分でチームファウルが4つとなりファウルトラブルに陥るが、それでも強度を落とさず相手のミスを誘発。攻撃では#15ラベナが3Pシュートをノーミスで3本成功させ、リードを二桁に乗せる。さらに#8クラークも高確率で加点し一時リードを14点に広げるが、終盤に横浜BCのスコアが停滞。その間にFE名古屋#11ヘンリーに立て続けに3Pシュートを許すなど、連続失点から5点差に迫られ1Qを終える。

2Q
横浜BC 39-41 FE名古屋
(横浜BC 16-23 FE名古屋)

FE名古屋#8佐土原のレイアップで3点差とされるが#21コッツァー、#9杉浦が加点しリードを維持。以降で横浜BCのシュートミスが続き、開始4分にFE名古屋に逆転されるが、すぐさま#8クラークが3Pシュートを射抜いてリードを奪い返す。#21コッツァーの連続得点で点差を広げてオフィシャルタイムアウトへ。激しい攻防が続く中、リードを守って試合を進めるが、終盤にFE名古屋#0オルジョビの連続得点で同点に追いつかれると、残り11秒、#8佐土原に2Pシュートを決められ逆転を許し前半終了。

3Q
横浜BC 53-58 FE名古屋
(横浜BC 14-17 FE名古屋)

#15ラベナ、#18森井の連携で加点するも、なかなか攻撃が噛み合わず重たい展開が続き、早々にタイムアウトを要求。タイムアウト明けのオフェンスは失敗するが、#15ラベナの2本のスティールから連続得点を挙げて流れを引き寄せ、#30須藤の得点で逆転に成功する。一時リードを4点に広げるも、終盤に連続失点で逆転を許すと、終了間際にも3Pシュートを射抜かれ5点ビハインドで最終クォーターへ。

4Q
横浜BC 72-75 FE名古屋
(横浜BC 19-17 FE名古屋)

追いかける横浜BCは#18森井がドライブでこのクォーター最初の得点をあげるが、後が続かない。我慢の時間が続く中ディフェンスで粘りを見せ、相手のターンオーバーから#21コッツァー、#15ラベナが連続得点を挙げて2点差に。FE名古屋#8佐土原の3Pシュートで点差を押し戻されるが、#15ラベナの得点で食らいつく。残り3分、#15ラベナがこの試合5本目の3Pシュートを決めて2点差に迫る。しかしFE名古屋#11ヘンリーの連続得点で点差が7点に拡大。#24松崎の3Pシュート、#8クラークの得点で幾度となく僅差に迫るも、最後は力及ばず敗戦。

試合後コメント

HC

ラッシ・トゥオビ

ラッシ・トゥオビHC

昨日よりもいい試合だった。自分たちもいい方向を向いていたが、最後にFE名古屋の方が良く、負けてしまったという感じだ。様々な修正点があった中で、その修正点に関しては全員が同じ方向を向いて遂行することができたが、最終的には力及ばずのような形で終わってしまった。だが、本当にいい試合だった。感謝したい。

PG/SG

キーファー・ラベナ

キーファー・ラベナ選手

今日もタフな試合だったが、全員が全力を尽くして戦った。それでもFE名古屋さんはタフなシュートも決めていた。

シーズンはこれで終わりだが、勝敗は別として、今シーズンは全員が頑張って成長できた1シーズンだと思う。このチームの一員になれて光栄だ。

PG

森井健太

森井健太選手

ホーム最終戦ということで、何がなんでも勝たないといけない試合だった。出だしは自分たちのやりたいバスケをできている時間帯が多く、途中で流れが悪くなっても我慢して自分たちの流れにカムバックすることができた。1シーズンかけてやってきたことを出すことができたが、最後勝ち切るには足りない部分があった。それに尽きるゲームだった。

チームとしても、個人としても、一人一人が足りていない部分というのが1シーズン通して見えてきたと思う。このチームが目指すのはチャンピオンシップ進出、そして優勝。このままで終わるのではなく、これらを達成するために全員が成長して、また来シーズン、チームの目標に向かって挑戦していく。

C/PF

マイク・コッツァー

マイク・コッツァー選手

今回もハードなゲームだった。両チームとも最後まで戦ったと思う。もちろん、このチームで戦う最後の試合は皆さんの前でしっかり勝って、笑顔でシーズンを終えたかったが、その中でも選手全員が最初から最後まで頑張った。チーム全員を誇りに思う。個人的にはもっとチームに貢献できれば良かったと感じている。

― ファン・ブースターの皆さんへ
ファン・ブースターの皆さん、今シーズンは最初から最後まで、勝ち負け関係なく、どんな時でも応援していただいて本当にありがとうございました。皆さんの前でプレイできたことは本当に光栄でした。ビーコルブースターの皆さんは最高です。

試合ハイライト

試合後記者会見

ラッシ・トゥオビHC
#18 森井 健太選手