勝てば3連勝となる茨城戦GAME2。横浜BCは序盤から積極的に仕掛けるも、シュート成功率に苦しみ、流れをつかめず追いかける展開となった。しかし、2Qで立て直して逆転に成功すると、そこから一度もリードを譲ることなく、17点差で勝利。今季初の3連勝を飾った。横浜BCはこれで21勝26敗。スコアリーダーは17得点を挙げた#8 クラーク。また、#18森井がB1個人通算1,000得点を記録した。
●CDA賞
#8 ゲイリー・クラーク
●和光産業 presents MIP
#18 森井健太
●バスケットLIVE OnFire賞
#8 ゲイリー・クラーク
●スターティング5
#8 ゲイリー・クラーク
#15 キーファー・ラベナ
#18 森井健太
#21 マイク・コッツァー
#24 松崎裕樹
●主なスタッツ
#4 ダミアン・イングリス
12得点 6リバウンド 4アシスト 3スティール 1ブロック
#8 ゲイリー・クラーク
17得点 4リバウンド 1スティール 2ブロック
#15 キーファー・ラベナ
10得点 3リバウンド 5アシスト 1スティール
#23 キング開
14得点 2リバウンド 2アシスト 1スティール
●試合レポート(B.LEAGUE公式サイト)
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#8クラークの得点で横浜BCが先制。横浜BCは#21コッツァーがペイントにアタックして相手のファウルを誘発するなど、序盤から積極的に仕掛けるが、シュートがリングに嫌われ、なかなか加点できない。開始3分の#21コッツァーのフリースロー以降、得点が停滞した横浜BCは、その間に茨城に9点のランを許す。残り3分、#21コッツァーの得点で茨城の連続得点を止めると、#30須藤の3Pシュートで連続得点。終盤に追い上げを見せたものの、6点ビハインドで1Q終了。
クォーター開始に#4イングリスが3Pシュートを成功させると、次のポゼッションではバスケットカウントを獲得し、チームを勢いづける。#2笹山、#21コッツァーの連続得点で逆転に成功するが、茨城に速い仕掛けから連続得点を奪われ、2点ビハインドでオフィシャルタイムアウトを迎える。一進一退の攻防が続く中、終盤に連続して相手のミスを誘発した横浜BCが、#8クラーク、#23キングの3Pシュートで茨城を突き放し、5点リードで試合を折り返す。
立ち上がりから#8クラークが2本、#15ラベナが1本の3Pシュートを決めてリードを12点に広げる。タイムアウトを要求して立て直した茨城に連続得点を許し、6点差まで詰め寄られるが、#15ラベナが3Pシュートを沈めて突き放す。しかし、中盤以降にミスが続き、茨城にペースを握られ、4点差に迫られる。タイムアウトを要求した横浜BCは、タイムアウト明けの茨城の攻撃を#8クラークがスティールで阻止し、#4イングリスが得点。流れを取り戻した横浜BCが再び茨城を引き離す。残り6秒には#18森井がB1個人通算1,000得点目をフリースローで決め、10点リードで最終クォーターへ。
茨城#0フランクスに3Pシュートを決められるも、すぐさま#30須藤が3Pシュートを決め返す。さらに、#8クラークがこの試合5本目の3Pシュートを決め、リードを広げる。粘る茨城に3Pシュートで追い上げられるが、横浜BCも負けじとに決め返す。二桁リードを保ってオフィシャルタイムアウトを迎えると、以降も強度を落とさずリードを維持し、17点差で勝利。
試合後コメント
ラッシ・トゥオビ
ラッシ・トゥオビHC
まずは勝利できたことが非常に嬉しい。茨城さんはここ最近、非常に強度の高いバスケを展開していて、素晴らしい試合をしていた。そのようなチームに対して2連勝できたことは、本当に大きな成果だと感じている。今節は他のチームでも多くのアップセットがあった中で、私たちがこのように勝利できたことは、チームが確実に成長している証だ。
笹山陸
笹山陸選手
昨日に引き続き、前半は少し重い立ち上がりとなり、思うようにシュートが決まらず、自分たちの流れに持っていくのが難しかった。しかし、自分たちが大事にしなければならないのはディフェンスであり、前からプレッシャーをかけて流れを作ることができた。それをゲームを通して、最後まで高い強度で全員が実践できたのが良かった。
・交代直後のシュートについて
コートに出た際には積極的にアタックし、シュートを狙うことを意識していた。それは練習やワークアウトでやってきたことなので、その通りにできて良かった。
ゲイリー・クラーク
ゲイリー・クラーク選手
3連勝、そしてホームで2連勝できたことは本当に素晴らしい。気持ちの良い勝利だった。今日は全員が自分の役割をしっかりと果たした。チームはさらに良くなっている。この勝利を糧に、今後もこの勢いを続けていきたい。
森井健太
森井健太選手
今シーズン、チームとして3連勝以上をできていなかったので、今日はその壁に挑戦するゲームだった。昨日は後半に巻き返して自分たちの流れを作ることができたが、前半にはまだ課題が残った。そこで、今日はその修正を意識して試合に臨んだものの、序盤は思うように入れず、苦しい展開が続いた。それでも、ベンチから出た#2 笹山選手をはじめ、他の選手たちがステップアップし、チームに勢いをもたらしてくれたことは、本当に素晴らしかった。
来週はチャンピオンシップ圏内の島根との対戦となるが、しっかり準備をして、自分たちのバスケットボールを貫き、ホームで勝利をつかみたい。
キング開
キング開選手
今日は、昨日の反省を踏まえ、出だしからディフェンスで自分たちのトーンを作ることを強く意識した。個人的には、オフェンスもディフェンスもアグレッシブにプレーすることを心がけ、序盤から実践できた。後半もインテンシティを落とさず、攻守ともにハードに戦えたことが、2連勝の要因だった。