バイウィーク前最後の試合を勝利で飾りたい横浜BCは開始から強度の高いディフェンスを見せる。先制点こそ許したものの、14-0のランを作ってリードを奪うと、その後は一度もリードを譲ることなく24点差で勝利。横浜BCは連敗を「4」で止め、これで6勝8敗。スコアリーダーは15得点を挙げた#21コッツァー。リバウンドも10本獲得し、3試合連続のダブルダブルを記録している。
●ウエインズトヨタ神奈川MVP賞
#21 マイク・コッツァー
●和光産業 presents MIP
#14 大庭岳輝
●バスケットLIVE OnFire賞
#8 ゲイリー・クラーク
●スターティング5
#4 ダミアン・イングリス
#14 大庭岳輝
#18 森井健太
#21 マイク・コッツァー
#30 須藤昂矢
●主なスタッツ
#8 ゲイリー・クラーク
14得点 8リバウンド 3アシスト 1スティール
#9 杉浦佑成
9得点 3リバウンド
#15 キーファー・ラベナ
11得点 2リバウンド 3アシスト
#21 マイク・コッツァー
15得点 10リバウンド 8アシスト 2スティール 2ブロック
#23 キング開
12得点 4リバウンド 1アシスト
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先発メンバーを3人入れ替えて臨んだ横浜BCは越谷に先制を許すも、#14大庭の3Pシュートや#18森井のスティールからファストブレイクを成功させるなどテンポ良く加点しリードを奪う。バックカットなどの連係プレーもよく決まり、14-0のランで越谷を突き放す。ディフェンスでも越谷の得点を約6分間無得点に抑えるなど、開始から強度の高い守備を見せる。勢いに乗った横浜BCが11点のリードを持って2Qへ。
クォーター開始に#9杉浦が3Pシュートを射抜くなど、1Qの流れを維持したまま試合を進める。越谷にシュートを決められてもその都度決め返し、流れを渡さない。中盤には#8クラークが身体能力を活かしたプレーで連続得点をあげ、さらにリードを広げる。このクォーターだけで二桁得点をあげた#8クラークを中心に猛攻を仕掛けた横浜BCがリードを15点に広げて試合を折り返す。
細かなミスが続き、越谷に流れが傾きかける。しかし、ディフェンスで立て直すと中盤にディフェンスリバウンドから早いトランジションでファストブレイクを成功させてリズムを取り戻す。#21コッツァーがインサイドで確実に得点をあげてリードを保つと、オフェンスリバウンドからのセカンドチャンスで#24松崎が3Pシュートを沈め横浜BCのリードは18点に。終盤にフリースローで越谷に得点を許すも14点リードで最終クォーターを迎える。
立ち上がりに#21コッツァーが3点プレーを決める。このクォーターもテンポよく得点を重ねる横浜BCは、開始4分の#18森井の得点でリードが20点台に。ルーズボールにも果敢に飛びつくファイトを見せるなど、最後まで集中力を切らさず攻め続けた横浜BCが24点差でGAME2を勝利。
試合後コメント
ラッシ・トゥオビ
ラッシ・トゥオビHC
今日の試合に関しては、勝てたことが本当にうれしい。昨日の試合結果を受けて、色々とあったものの今日の試合で選手全員が出だしから全力を尽くそうという強い気持ちでハードに戦ってくれた。イングリス選手が途中、怪我をしてしまったが、それでも全員が諦めずに最後まで戦ったことを誇らしく思うし、そういったプレーができたからこそ勝利することができた。
森井健太
森井健太選手
昨日は本当に苦しいゲームをした中で「今日どうやってカムバックするのか」ということが、これからのシーズンに向けて試される試合だった。今日はスタートを変えるなど変化を加えた中で、やるべきことは40分間戦い抜くこと。それが試合に懸ける思いだった。出だしから良いトーンでやれたことがよかった。
マイク・コッツァー
マイク・コッツァー選手
本当にハードな試合だった。その中で、選手たち全員が全力を尽くした試合だったので本当に誇らしく思う。バイウィーク前にこういった形で勝利することができて本当にうれしい。
キング開
キング開選手
昨日の敗戦を含めて4試合を負け続け、ここはどうしても勝たなくてはならない試合だった。選手一人一人が昨日の反省を活かし、入りからアグレッシブに行ってディフェンスでもオフェンスでも"自分たちのバスケ"をしっかりと意識して入った結果、前半をすごくいい形で終わることができた。後半でも強度を落とすことなく自分たちのバスケがしっかりと遂行された。そういった試合だった。