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戦評 第36節HOME 富山戦230506

ゲームレポート

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サマリー

中地区所属の富山との今季3戦目。1Qに28失点と富山に猛攻をあびて追いかける展開となった横浜BCは3Qで同点に追い付くが、以降でまた突き放され、最後にファウルゲームに出るも一歩届かず敗戦。横浜BCはこれで33勝26敗。スコアリーダーは23得点の#15オリバー。#5河村は21得点10アシストでダブルダブルをマークしている。また、横浜武道館開催試合での過去最多入場者数を記録した。

スターティング5

スターティング5

主なスタッツ

#1 ジェロード・ユトフ
21得点 9リバウンド 5アシスト 5スティール

#5 河村勇輝
11得点 5リバウンド 11アシスト 3スティール 1ブロック

#9 杉浦佑成
13得点 3リバウンド

#15 デビン・オリバー
9得点 7リバウンド 3アシスト 2スティール

第1クォーター

横浜BC 19-28 富山

富山に先制されるがすぐさま#15オリバーが決め返す。序盤から点の取り合いとなるが、ターンオーバーからの失点で富山に連続得点を許し残り3分には7点のリードを奪われる。追いつきたい横浜BCは#10ジャクソンがインサイドで奮闘するも得点に繋がらない。残り2分に#5河村、#9森川が連続して3Pシュートを沈め1点差まで追い上げるが、終盤に連続してターンーバーから得点を許して再び引き離され、9点ビハインドで1Qを終える。

第2クォーター

横浜BC 44-46 富山(横浜BC 25-18 富山)

富山の背中を追いかける横浜BCは積極的にゴールにアタックするもリングに嫌われ点差が縮まない。#14大庭、#18森井の3Pシュートなどで追い上げるも、富山#34スミスにインサイドでシュートをねじ込まれる。残り2分、#5河村がこの試合3本目の3Pシュートを決めると、次の富山の攻撃を防ぎ、速い攻守の切り替えから#5河村と#1アウダのピックアンドロールが決まって2点差まで迫る。富山にフリースローと2Pシュートで再び点差を広げられるが、終盤に#15オリバーがレイアップ、スティールからのファストブレイクで#1アウダが得点し、2点差まで追い上げて前半を終える。

第3クォーター

横浜BC 65-70 富山(横浜BC 21-24 富山)

開始直後にに#15オリバーの得点で同点に追いつくがすぐさま富山に2点を返される。ミスマッチをついたインサイド攻撃と3Pシュートで富山に0-9のランを決められ、開始4分で点差は二桁に。残り4分、#30須藤が3Pシュートを沈めるとここから8-0のランで3点差まで追い上げる。富山に3点を返され、#30須藤、#15オリバーの得点で残り1分に1点差に迫るが、終盤にフリースローと2Pシュートで失点し5点ビハインドで最終Qを迎える。

第4クォーター

横浜BC 89-95 富山(横浜BC 24-25 富山)

開始直後から富山に0-7のランを決められて再び点差が二桁に開く。#34スミスを中心にインサイドで得点を重ねてくる富山に対し、横浜BCはダブルチームで守るもゴール下でシュートをねじ込まれ、残り3分には点差が16点にまで広がる。残り2分、#1アウダが自身5個目のファウルで退場。インサイドが手薄となるが、ディフェンスで相手のミスを誘い連続得点で追い上げ、残り17.4秒で#6赤穂が3Pシュートを沈めて4点差まで迫る。ここから横浜BCはファウルゲームに出るもフリースローを確実に決められ6点差で敗戦。

試合後コメント

青木勇人HC

青木勇人HC

この横浜BUNTAIで勝っていなかったので、まずはひとつ勝てたことはチームとして良かった。昨日の敗戦を受け、今日出られない選手がいる中で試合に挑んだが、本当に良いバスケットボールが出来たのではないかと感じている。サイズのある選手がいない中で、自分たちが今季ずっと狙っていたスピード感、ディフェンスのアグレッシブさを今日は強調して戦った。その中でアグレッシブなディフェンスも出来たし、フィジカルディフェンスも出来た。

オフェンスではトランジションの部分を狙ったが、トランジションでイージーな得点が出来ない時にはしっかりとボールを回してスペースをアタックした。最後の最後に本当に見ていてワクワクするバスケがまた出来た。それでも今シーズン、なかなか勝ちを奪い取れなかったことは事実で、学ぶべきことが沢山あったシーズンだった。このシーズンから学び、またこのチームが前に進み、さらに成長していくと思っている。今日はこのことに繋がる試合内容だった。

河村勇輝選手

河村勇輝選手

横浜BUNTAIでの初勝利をあげることが出来てほっとしているし、凄くうれしい。今日はジョシュ・スコット選手とカイ・ソット選手がいない中でどう戦うかだった。昨日も言ったことだが、トランジションオフェンスがキーになると考えていた。しっかりとしたディフェンスでのローテーション、ミスマッチでのローテーション、アグレッシブなディフェンスからトランジションオフェンスの得点に繋げられたことが勝因になった。