記者会見コメント|2022.3.3「河村勇輝選手 B.LEAGUE 2021-22シーズン 特別指定選手としての活動期間延長及び2022-23シーズン 選手契約締結」に関する記者会見
いつも熱いご声援をいただき、ありがとうございます。
本日2022年3月3日(木)に、横浜ビー・コルセアーズ 河村勇輝選手「B.LEAGUE 2021-22シーズン 特別指定選手としての活動期間延長及び2022-23シーズン 選手契約締結に関する記者会見」を実施いたしました。この会見のコメントを下記の通りお知らせいたします。
・河村勇輝選手 B.LEAGUE 2022-23シーズン 選手契約締結(新規)のお知らせ
https://b-corsairs.com/news/team_20220303_02/
・河村勇輝選手 B.LEAGUE 2021-22シーズン 特別指定選手としての活動期間延長のお知らせ
https://b-corsairs.com/news/team_20220303_01/
株式会社横浜ビー・コルセアーズ 代表取締役 白井英介
まずはじめに、私の方から河村勇輝選手に関するご報告をさせていただきたいと思います。この度、横浜ビー・コルセアーズは、河村勇輝選手と来シーズン、B.LEAGUE 2022-23シーズンの選手契約を締結したことをご報告させていただきます。なお、今シーズン2021-22シーズンについては特別指定選手としての活動期間を延長し、今シーズン終了まで引き続き横浜ビー・コルセアーズでプレーをいたします。また、マネジメント契約を結んでいる楽天グループ株式会社様よりこの後、発表予定でございますが、河村勇輝選手は本年3月31日をもって東海大学を中退することを併せてご報告させていただきます。私からのご報告は以上となります。
横浜ビー・コルセアーズ ゼネラルマネージャー 竹田謙
本日このような発表できること、私自身も大変うれしく思いますし、それと同時に大きな責任も感じております。彼のこの挑戦をしっかりと受け止められるよう、チーム一丸となってサポートしていきたいと思いますし、彼と共にチーム自体も大きく成長していきたいと思っております。彼を近くでずっと見てきて、彼の周囲の人々に対する配慮の深さにとても感心しております。彼の周りの沢山の人のためにも、彼が目標に向かってしっかりと進んでいけるよう、全力でサポートしていきたいと思います。引き続きよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
横浜ビー・コルセアーズ #5 河村勇輝選手
横浜ビー・コルセアーズ 河村勇輝です。さきほど白井代表取締役よりご報告があったとおり、今年度をもちまして東海大学を中退することになりました。今シーズンは横浜ビー・コルセアーズの選手として特別指定選手の活動期間を延長し、シーズン終了まで引き続き横浜ビー・コルセアーズでプレーします。そして来シーズンは、プロバスケットボール選手として横浜ビー・コルセアーズと選手契約を結びました。
この決断に至った理由ですが、日本を代表するポイントガードになり、2年後のパリ・オリンピックに出場することが僕の目標です。その目標を実現するために、どうすればこの目標に近づけるかを考えた結果、この決断に至りました。
今回、横浜ビー・コルセアーズとご縁があって契約に至りましたが、昨シーズンは学業との両立も考え、それが実現できる環境が横浜ビー・コルセアーズにあると考え、入団を決めました。昨シーズンも特別指定選手としてビーコルでプレーしましたが、ファン・ブースターの皆さんの期待に応える活躍ができず、自分自身すごく悔しい思いをしました。今シーズン、横浜に戻ってきた理由の一つが、ビーコルファン・ブースターの皆さんに昨シーズンの借りをお返ししたいという気持ちがあったからです。今シーズンは、ここまで昨シーズン以上の成績を残していますが、それは自分の活躍を楽しみにし、応援してくれるファン・ブースターの皆さんのお陰だと思っています。そんな自分のプレーに一喜一憂してくれるビーコルブースターの皆さんにもっと恩返ししたいと思っていますし、逆に昨年の借りを返せないようでは、日本を代表するポイントカードにはなれないと思います。まず、このクラブで結果を出し、チームの勝利に貢献できるように頑張ります。
今回の決断にあたり、これを尊重し、快く受け入れてくれた両親、陸川 章監督そして大学のチームメイトに心から感謝しています。ありがとうございます。そして、横浜ビー・コルセアーズのファン・ブースターの皆さん、これからも応援をよろしくお願いします。繰り返しにはなりますが、横浜ビー・コルセアーズで活躍し、チームの勝利に貢献できるよう頑張ります。そして、日本を代表するバスケットボールプレイヤーに成長していきたいと思います。引き続き応援よろしくお願いします。
代表質問
質問1:何故このタイミングでのプロ決断なのか?きっかけは?
河 村:まず、中退を決意したのは今年の1月に入ってからです。陸川監督とインカレが終わった頃から今後のキャリアについて話す機会があり、そこで年明けの(新型コロナウイルスの)隔離期間の時に両親とも相談して、大学を中退することを決めました。
特別指定選手として3シーズン目ということで、やっぱりプロとしてやっていきたい。そして2年後のオリンピックへの挑戦が自分の中で一番大きかったです。オリンピックは2年後ですが、2年といっても本当に短い期間なので、やはり早く沢山のことを経験して、いろんな経験を積んでやっていきたい。そういった気持ちが今回の決断に至った理由です。
質問2:来シーズンはプロとしてプレーしますが、気持ちの変化は?
河 村:自分としては特別指定選手もプロ契約選手も、プロのコートに立ってプレーしている以上、気持ちは特に変わりません。沢山の方々に恩返しをするという気持ちで、まずは特別指定選手としてプレーをしました。プロ選手になることで違うのは、やはり1シーズン通してプレーすることができるということです。しっかりと1シーズン通して結果を残していけるように、実力をつけて頑張っていきたいと思ってます。
質問3:2年間、東海大学でプレーをしたことでこれからのプロ生活に活かせられることは何か?
河 村:やはり東海大学の陸川監督の下でバスケットボールを教わったことは、これまでバスケットボールをやってきた中で大きいものがあります。本当に有意義な時間でしたし、知らないバスケットボールを教えてくれましたし、自分のバスケットボールの幅を広げてくれました。本当に、こういうバスケットボールもあったんだということを教えて頂きました。(陸川監督は)バスケットボールの幅を広げてくださった恩師です。これからプロ選手として、いろんな視野を広げながら、様々な選択肢も増えていく中で、バスケットボールに取り組んでいきたいと思います。
質問4:憧れのプロ選手は?
河 村:やはり田臥勇太選手(宇都宮ブレックス)です。小さい頃から田臥選手の試合を見に行ったり、画面越しでずっと見てきましたし、小さい頃からバスケットボールをやる上で、とても影響を受けた選手です。尊敬している選手です。
質問5:河村選手は身長の低いバスケットボール選手に夢を与えていると思う。彼らのそういった想いや夢を今後自分のプレースタイルにどう乗せていきたい?
河 村:プレースタイルはこれまでと同じで、ブレることはありません。小さな選手だからこそ出来ることや、アグレッシブなスピードあるプレーを目指して、もっともっと精度も上げていかないといけません。この軸はブレることなくやっていきたいと思っています。
質問6:どんなプロ選手になりたい?テーマはある?
河 村:目標はチームとして日本一になることです。これは(プロ選手として)バスケットボールをやっていく上で当たり前のことです。これもブレることなく、しっかりとやるだけです。小さな子供たちや、バスケットボールプレーヤーにだけではなく、たくさんの人々に希望や夢、目標を与えられるようなプレーをしていきたいです。
本件を受けて横浜ビー・コルセアーズ 青木勇人 ヘッドコーチからのコメント
河村勇輝選手、改めまして横浜ビー・コルセアーズへようこそ。
コートを縦横無尽に駆け抜けるスピード感あふれるプレー。そこから繰り出される正確なパス、シュート。また、どんな相手にも力強く向かっていく強い気持ち。そしてチーム、人を大事にする心。
まさにバスケットボールの醍醐味を表現してくれるプレイヤーが河村勇輝選手です。
彼が覚悟を持って進む道にビーコルを選んでくれ、今シーズン最後まで共に戦うことができることを嬉しく思います。
ワクワクする河村選手のプレーで新しい風を吹かせて下さい。
共に戦いましょう。
Go! B-Cor!