記者会見コメント|2023.6.14「河村勇輝選手 B.LEAGUE 2023-24シーズン 継続契約記者会見」
いつも熱いご声援をいただき、ありがとうございます。
本日2023年6月14日(水)に、「横浜ビー・コルセアーズ 河村勇輝選手 B.LEAGUE 2023-24シーズン 契約継続記者会見」を実施いたしました。
河村勇輝選手については、2023年6月2日(金)に横浜ビー・コルセアーズとB.LEAGUE 2023-24シーズンの選手契約(継続)をリリースしましたが、本日の会見にてB.LEAGUE 2025-26シーズンまでの3年契約であることを新たに発表させていただきました。
この会見での白井英介代表取締役、竹田謙ゼネラルマネージャー、河村勇輝選手のコメントを下記の通りお知らせいたします。
記者会見実施概要
【日時】
2023年6月14日(水)12:00~13:00
【場 所】
たきがしら会館(横浜市磯子区滝頭三丁目1-68)
https://www.takigashira.jp/
【登壇者】
株式会社横浜ビー・コルセアーズ代表取締役 白井英介
横浜ビー・コルセアーズ ゼネラルマネージャー 竹田謙
横浜ビー・コルセアーズ #5 河村勇輝
【会見内容】
①白井英介代表取締役 ご挨拶
②竹田謙GM ご挨拶
③#5河村勇輝選手 ご挨拶
④質疑応答
⑤フォトセッション
株式会社横浜ビー・コルセアーズ 代表取締役 白井英介
本日はお忙しい中、このたきがしら会館にお集まりいただき、誠にありがとうございます。クラブを代表して御礼を申し上げます。このたきがしら会館は、我々横浜ビー・コルセアーズがトップチームの練習場として長らく利用している会場で、この6月から弊社が指定管理事業者として営業を開始している会場です。今回、我々の新規事業として新たに立ち上げたこの会場でこの会見を行うことを非常にありがたく思っております。
横浜ビーコルセアーズは、河村勇輝選手と来シーズンBリーグ2023-24シーズンの選手契約を締結いたしました。今回の契約は単年の契約ではなく、2025-26シーズンまでの3年契約となります。
皆さまもご承知のとおり、今シーズンの河村勇輝選手の活躍は、本当に我々から見ても目を見張るものがあり、さらには日本代表にも選出され、スターダムをどんどん駆け上がっていった、そんな1年間だったと思います。
そのシーズンを過ごしたあとで、恐らく河村選手の中には様々な選択肢があったと思いますが、その様々な選択肢を削って、我々横浜ビー・コルセアーズで、一緒にチャンピオンを目指してくれるという意思決定をしてくれました。
ビーコルを優勝させたいと言うコメントを河村選手が残してくれていることは本当にクラブとしてありがたいことであり、またその思いをしっかりと私たち自身が一緒に受け取り、共に上がっていくことを選択されました。このことは我々にとって非常に大きな責任を負ったと思っております。
同時に、これからの日本バスケットボール界を先頭で引っ張っていくであろう河村勇輝選手という選手をクラブとして抱えることに対して、本当に大きな責任を伴ったと思っておりますし、新B1構想に対する参入についても、これで我々はもう失敗はできません。必ず新B1に残り、残るだけではなく、そこでしっかりと優勝争いができる、真ん中に立つ主人公のチームになっていく。大きな期待をしていただけるクラブにならなければならないと思っております。
クラブとしても、それに見合うクラブに成長していくこと、会社として成長していくことがマストになってきたと実感しております。この期待にしっかりと応えられるよう、会社としてまた一歩一歩、成長していければと思っております。
今シーズンは、天皇杯ベスト4、レギュラーシーズン中地区2位、チャンピオンシップベスト4と、これまでのクラブにはなかった成績を残し、本当に大きな飛躍を遂げたシーズンでした。
加えて、レギュラーシーズンの平均入場者数が3,694人と、ビッグファイブと言われるクラブにも肉薄しました。特に横浜国際プールでおこなった24試合の平均では、4,000人に近い水準まで平均入場者数を伸ばすことができました。クラブとして、リーグや世間から新しいリーグに参入していくクラブの1番手に見られるクラブに成長してきたのではないかと思っております。
地盤をしっかりと固め、来シーズン以降、クラブとしてしっかりと成長し、来シーズンで今シーズン以上の成績を挙げる。今シーズンはベスト4という成績でしたので、まずは中地区優勝。それからチャンピオンシップのファイナルに進出して、優勝までをしっかりと狙えるクラブをつくっていきたいと思っております。
当然、そのためには河村選手の力が必要ですし、彼と共に、他の選手たちと共に、このクラブでしっかりとチャンピオンを勝ち取れるよう、また来シーズンも精一杯、戦ってまいりたいと思っております。
横浜ビー・コルセアーズ ゼネラルマネージャー 竹田謙
私自身も、こうして河村勇輝選手の継続発表の場にいられることを本当に嬉しく思っております。河村選手がビーコルの顔として、そして日本の顔として、さらに成長していってもらえるのを非常に楽しみにしております。
チームとして今シーズンは、大きく飛躍を遂げたシーズンになりました。河村選手だけでなく、すべての選手、そしてスタッフが毎日本当にハードに結果を求めて努力をしてくれた結果だと思いますし、本当に誇らしく思っております。その中でも、やはり河村選手の成長は、大きなひとつのピースとなり、チーム全体を引き上げてくれました。
河村選手は、彼の代名詞であるアシストで、アシスト王になりましたが、今シーズンはそれだけではなく、得点という部分が非常に大きかったと思います。昨シーズンの平均得点は10点でしたが、今シーズンはそのほぼ倍の19.5点まで平均得点を伸ばしました。本当に素晴らしい成長だったと思います。
その要因の一つが、3Pシュートの向上だったと思います。彼の昨シーズンの総得点に占める3Pシュートの割合は、昨シーズンの26%に対して、今シーズンは43%ほどにまで上昇し、成功率も34.4%と昨シーズンよりも上がっています。
相手ディフェンスは、河村選手のスピードに対して、広い範囲で守らなければならないという非常に厳しい状況に追い込まれることになり、我々チーム全体のオフェンスにとっては、多くの選択肢を持つことができました。本当に素晴らしい効果があったと思います。
もちろん、河村選手の得点はコーチ陣の戦術であったり、他の選手の献身的なスペーシングや動きがもたらしてくれた部分があると思いますが、彼の1年間の努力を傍で見てきた者としては、やはり彼がチームに対しての責任を背負い、それに対して日々ひたむきに努力をしたからこそ、あの結果に結びついたのだと思います。これは彼の大きな魅力ですし、成果だと思っています。
来シーズン、相手のディフェンスはさらに厳しくなると思いますが、ひとつひとつ課題に向き合い、しっかりと乗り越えてくれると信じています。今シーズン以上の成長を私自身も非常に楽しみにしています。
今シーズン彼は、私たちの予想をはるかに超える成長してくれました。チームもそれによって素晴らしい結果を出してくれました。私自身も来シーズン、さらに私の予想を超える結果を見せてくれることを非常に楽しみにしています。
横浜ビー・コルセアーズ #5 河村勇輝選手
2023-24シーズンも横浜ビー・コルセアーズでプレーさせていただくことになりました。今シーズン、チームとしてチャンピオンシップ出場という大きな目標を掲げて、それをまずは達成することができ、とてもうれしい気持ちではありますが、天皇杯とチャンピオンシップがベスト4で終わってしまい、すごく悔しい気持ちになりました。
他のチームに移籍し、さらに高い目標を掲げてプレーするという選択肢もありましたが、それ以上にこの悔しさと反省をいかして、強いモチベーションを持って試合に臨むことができるのは、やはり横浜ビー・コルセアーズしかないと思いました。この悔しさを晴らすためには、やはりこのチームで戦うことが一番だと思いました。これが、まずひとつのこのクラブに決めた要因です。
今シーズンはベスト4でしたが、来シーズンは白井社長がお話されたように、まずは中地区優勝を目指し、そしてチャンピオンシップをホームで開催、そして必ずや優勝、リーグを制覇することを目標に頑張っていきたいと思います。
そして優勝だけではなく、ビーコルを横浜の街にもっともっと根付いていけるようなクラブにしていきたいと思います。“家族や生活の一部にビーコルがある“そういったクラブになりたいと思っているので、それを引っ張っていけるような存在になっていければと思っています。
●河村勇輝選手選手 B.LEAGUE2022-23シーズン プレーハイライト
●河村勇輝選手選手 B.LEAGUE2022-23シーズン終了インタビュー
●河村勇輝選手 B.LEAGUE2022-23シーズン 個人スタッツ
https://www.bleague.jp/roster_detail/?PlayerID=30460