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第99回天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会 2次ラウンド 横浜ビー・コルセアーズvs神戸ストークス

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9/22(金)に行われた第99回天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会 2次ラウンド 横浜ビー・コルセアーズvs神戸ストークスの試合結果についてお知らせいたします。


第99回天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会 2次ラウンド
【日時】2023年9月22日(金) 試合開始16:10
【対戦】横浜ビー・コルセアーズ vs 神戸ストークス
【会場】大館市樹海体育館(タクミアリーナ)

  1Q 2Q 3Q 4Q F
横浜BC 18  23  28  17  86 
神戸 15  14  18  20  67 

サマリー

総評

今シーズン初の公式戦となる天皇杯。横浜BCは1Qこそ3点リードで終えるが#5河村を中心とした攻撃で前半終了時点でリードは2桁に拡大。後半の出だしの猛攻でさらに突き放すと、4Qでは得点が停滞するが一度もリードをゆずることなく19点差で勝利した。スコアリーダーは17得点をあげた#40スコット。16リバウンドも記録しダブルダブルの活躍。日本代表での活躍も記憶に新しい#5河村は16得点7アシストを記録している。


●スターター
#1 ジェロード・ユトフ
#5 河村勇輝
#9 杉浦佑成
#30 須藤昂矢
#40 ジョシュ・スコット

●主な個人スタッツ
#1 ジェロード・ユトフ15得点 7リバウンド 1アシスト 2スティール 1ブロックショット
#5 河村勇輝 16得点 1リバウンド 7アシスト 1スティール
#14 大庭岳輝 11得点(3Pシュート 3/7本)1スティール
#15 デビン・オリバー 14得点 4リバウンド 3アシスト 2スティール
#40 ジョシュ・スコット 17得点 16リバウンド 1アシスト 2スティール 1ブロックショット

●ボックススコア(大会公式サイト)
https://zennihon2023-24.japanbasketball.jp/boxscore/?schedulekey=9025&period=18

●YouTubeハイライト
https://youtu.be/VawdWq88_xc

 

1Q

横浜BC 18-15 神戸
横浜BCが#5河村の3Pシュートで先制。序盤は一進一退の攻防になるが、出だしから勢いに乗った#5河村が横浜BCの攻撃を牽引。相手のシュートミスを誘発するタフなディフェンスで相手の得点を抑えると、#40スコットのゴール下での得点で徐々に突き放す。インサイドを突いてくる神戸の攻撃に点差を縮められるが#15オリバーや#23キングがペイントアタックから得点し、3点リードで1Qを終える。

2Q

横浜BC 41-29 神戸(横浜BC 23-14 神戸)
神戸#12川島に得点を許し1点差に迫られるが、#1ユトフが3Pシュートを決め返す。以降、得点が止まる時間帯が続くが、神戸のターンオーバーを誘発する守備で切り抜ける。中盤、交代で入った#5河村を起点に#1ユトフの3Pシュートや#40スコットのゴール下での得点、#5河村のドライブからの得点などで徐々にオフェンスのリズムを取り戻す。終盤もその勢いを保ちファウルを誘発。そこで得たフリースローで着実に加点し点差を広げ12点リードで前半終了。

3Q

横浜BC 69-47 神戸(横浜BC 28-18 神戸)
#9杉浦の3Pシュートでのバスケットカウント、#1ユトフの4本目となる3Pシュートで良いスタートを切ると、勢いそのままに中盤ではリードを20点台に乗せる。そこから連続8失点を許し神戸の追い上げに苦しめられるが、#40スコットの得点と#14大庭の連続3Pシュートで再び突き放す。#23キングのブザービーターでリードを21点に広げて最終Qに突入。

4Q

横浜BC 86-67 神戸(横浜BC 17-20 神戸)
#23キングをPG起用。フリースローと3Pシュートで#14大庭が開始から5-0のランを作り出す。4Qに入ってもディフェンスの強度を落とさず、#15オリバーがスティールからダンクを叩き込む。しかし神戸のオールコートディフェンスにターンオーバーを連発し流れを悪くすると、ここで#18森井がコートイン。ハードなディフェンスの前に得点が伸びない中、フリースローや#15オリバーのカットインからの得点などでリードを保ち、19点差で天皇杯初戦を勝利。

 

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試合後コメント

青木勇人HC コメント

まずチームとして天皇杯の初戦を勝つことができたことは良かった。ここまでキャンプ、プレシーズンゲームでプレーを合わせてきた中で、良い形を作れた場面も多く見ることができた。ディフェンスの強度も求めるものが徐々に出てきており、それぞれの持ち味や共通理解もチームとして今日の試合で高められた部分があるし、高まってきている。しかし、まだまだシーズンを通して成長していかなければならない部分は多々あるので、まずは明日の試合で今日よりも良いバスケットの時間帯を増やせるようにしていきたい。

 

●河村勇輝選手 コメント

今シーズン、タイトル獲得という横浜ビー・コルセアーズの目標に対し、天皇杯は大きな大会でもあるので、その初戦を勝利で終えることができたのは良かった。しかし課題もたくさんあり、特に前半のディフェンスの入りの強度や4Qの出来などは反省すべき点があると思う。天皇杯は一戦一戦成長できる大会だと思っているので、また明日も成長できる試合にしたい。

 

●大庭岳輝選手 コメント

今シーズンの公式戦初戦だったが、天皇杯は相手より1点でも多く取ってこと勝つことが重要なので、まずは勝つことができてよかった。これから来年の5月に向けて1試合1試合課題を修正して良いチームになっていきたい。個人的には相手がゾーンをしてきた時にそのゾーンを破ってこいと言われてコートに送り出されたので、しっかりとその仕事ができた。もうあと1本、2本、3Pシュートを決められればとは思ったが、まずは今日できる限りのことはできたと思う。

 

●キング開選手 コメント

今日は天皇杯初戦ということで勝つことを第一に試合に臨んだ。自分たちのディフェンスでの良さを出せた部分は良かったが、オフェンスでのターンオーバーが目立つなど、修正できることがたくさんあった。明日、明後日の2連戦も自分たちのやるべきことにフォーカスして勝ちにこだわって試合に臨みたい。

 

●松崎裕樹選手 コメント

今シーズン最初の公式戦ということで前半は少し重かったが、チームのバスケットの概念であるディフェンスファーストから全員が試合に入ることができた。前半の失点を29点に抑えることができ、展開としてはうまく進められた。後半はトランジションなど、もっと速い展開を出そうというヘッドコーチからの言葉もあり、河村選手のボールプッシュなど、徐々に自分たちのスタイルが出てきた。そこに試合が流れるにつれてゾーンを組まれた時の3Pシュートがどんどん入り出し、最終的に良い結果につながった。しかし、4Qの最後でターンオーバーが増えて相手に簡単に得点をさせてしまったことは反省しなければいけない。
今日の試合は個人としては悔しい結果だったが、トーナメント戦で次の試合もあるのでしっかりと切り替えて、次の試合ではチームでも個人でも良いプレーができるようにやっていきたい。