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【GAME REPORT】第99回天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会 3次ラウンド 横浜ビー・コルセアーズvsサンロッカーズ渋谷

スコア

12月13日(水)に行われた第99回天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会 3次ラウンド 横浜ビー・コルセアーズvsサンロッカーズ渋谷の試合結果についてお知らせいたします。

第99回天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会 3次ラウンド

日時
2023年12月13日(水) 試合開始19:05
対戦カード
横浜ビー・コルセアーズ vs サンロッカーズ渋谷
会場
横浜国際プール
入場者数
4543人
  1Q 2Q 3Q 4Q F
横浜BC 15 21 16 27 79
SR渋谷 18 14 22 12 66

総評

サマリー

初の横浜国際プールでの開催となった天皇杯3次ラウンド。横浜BCは#14大庭に加えて、#24松崎がコンディション不良で欠場し、11人で今季リーグ戦1勝2敗のSR渋谷に挑んだ。立ち上がりこそ追う展開となったが、2点差で迎えた4Q開始から#1ユトフを起点にした猛攻で27得点を奪って一気に突き放し、13点差をつけて勝利。来年1月10日におこなわれるクォーターファイナルへ駒を進めた。スコアリーダーは3Pシュート5本成功を含む25得点の#1ユトフが記録している。

スターター

#5 河村勇輝
#9 杉浦佑成
#15 デビン・オリバー
#23 キング開
#40 ジョシュ・スコット

主な個人スタッツ

#1 ジェロード・ユトフ 25得点 8リバウンド 3アシスト 2ブロックショット
#5 河村勇輝 19得点 2リバウンド 5アシスト 2スティール
#15 デビン・オリバー 15得点 4リバウンド 3アシスト 1スティール
#23 キング開 10得点

1Q

横浜BC 15-18 SR渋谷

SR渋谷に開始から連続得点を許し追いかける展開となるが、#5河村のレイアップで最初の得点をあげると、ここから横浜BCが追い上げを見せる。#5河村、#15オリバーの連続得点で1点差まで迫ると、オフェンスリバウンドからのセカンドチャンスで#15オリバーがバスケットカウント3点プレーを決めて逆転に成功。しかしすぐさまSR渋谷も2点を返し、ここから両チーム点の取り合いに発展。終盤にSR渋谷に連続得点でリードを奪われ3点ビハインドで1Q終了。

2Q

横浜BC 36-32 SR渋谷(横浜BC 21-14 SR渋谷)

開始に#32モリスがオフェンスリバウンドをねじ込み得点、#1ユトフも2Pシュートで続き再び逆転に成功する。SR渋谷#24ホーキンソンの連続得点で再びリードを奪われるが、#40スコットの2Pシュート、#1ユトフの3Pシュートで粘り、中盤5分に#23キングがフリースロースリーショットを確実に決めて逆転。すぐさまSR渋谷#9ベンドラメに3Pシュートで逆転されるが、#5河村が3Pシュートを決めてリードを奪い返す。横浜BC1点リードの残り1分、相手のミスを誘発させるディフェンスでボールを奪うとファストブレイクから#23キングが得点し、4点リードで前半を折り返す。

3Q

横浜BC 52-54 SR渋谷(横浜BC 16-22 SR渋谷)

SR渋谷に3Pシュートで1点差に迫られるが #15オリバーが3Pシュートを決め返す。SR渋谷#9ベンドラメに3Pシュートを決められ再び1点差とされるが#5河村のフリースローで逆転を許さない。3点リードの開始4分、SR渋谷#24ホーキンソンに連続して3Pシュートを決められリードを奪われる。さらにもう1本3Pシュートを決められ7点差とされるが、#5河村が3Pシュート、ファストブレイクから #23キングが2Pシュートを決めて2点差まで追い上げる。SR渋谷に連続得点を許し5点を追いかける残り1秒、#5河村が3Pシュートを沈め2点ビハインドで最終クォーターへ。

4Q

横浜BC 79-66 SR渋谷(横浜BC 27-12 SR渋谷)

#1ユトフ、#30須藤が出だしから連続して3Pシュートを沈めて逆転に成功すると、ここから#1ユトフが持ち前の得点力を発揮。開始2分から4分にかけて一人で10-0のランを作り出し、一気にリードを二桁に広げる。SR渋谷に2Pシュートと3Pシュートを決められるが、#15オリバー、#12西野がそれぞれ決め返しリードを保つ。ディフェンスでは残り2分までこのクォーターの相手の得点を一桁におさえる固い守りをみせる。終盤に2分間はフィールドゴールを1本も許さず13点差で勝利。

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試合後コメント

青木勇人HC コメント

いいチームウィンだった。なかなか形が出ない中で苦しんできたが、自分たちの形を信じてここまで進んできた。今日、一発勝負のトーナメントでこういった形で勝利できたことは大きく、ポジティブだと感じている。SR渋谷は#34ケリー選手が出れなかったが、それでも素晴らしい選手たちが揃っているから、必ずひとつになってファイトしてくることが想像できていた。それに対して自分たちがしっかりと準備ができているかだった。プレータイムも分散できていたと思う。セカンドユニットの部分で耐えて追い越した時間帯、特に2Qと4Qは大きなクォーターだった。その中でクロスゲームを勝ちきれたことはチームにとって、本当にポジティブな試合だった。今日の結果で、昨年の天皇杯(の成績)に一歩近づくことができ、クラブにとっても大きな一歩になった。まだシーズンは続く。この1勝から学んだことを次のコートに出していく準備をしていきたい。短い時間の中での準備だったが、スタッフとコーチ陣が準備してきたことを選手たちにしっかりと伝えてくれた。今日はチーム全員が集中して試合に臨めた。本当にいいチームウィンだった。

#1 ジェロード・ユトフ選手 コメント

今日の試合に関しては、自分たちが上手くプレーできたシーンが多かったと思う。オフェンスではボールをしっかりと回してチームでプレーすることができたし、ディフェンスでもアグレッシブにハードにプレーできた。本当にチームとして、いいバスケットボールができた。

#5 河村勇輝選手 コメント

天皇杯はトーナメントということで、負けたら終わりの一発勝負の中、今季取れるタイトルの中での、目指している優勝のひとつ、天皇杯という大会で勝てたことは良かった。これでまたチームとしても天皇杯でもう1試合できるということ、このチームでバスケットをできることが少しでも増えるということは嬉しいこと。まずは勝てて良かった。

#12 西野曜選手 コメント

リーグ戦では負け越しているが、連戦が続くスケジュールの中、引きずることなく勝てたことは今週末の試合にもにつながる大きな成長。今まではリバウンドが課題だったが、みんながリバウンドに対する意識を持ってチームリバウンドの数字でも勝つことができ、試合の内容からしても成長できた試合。

#23 キング開選手 コメント

最初から最後まで自分たちがやらなければいけないこと、アグレッシブなディフェンスから入って40分間続けることができた結果が今日の勝利。どんな状況であれ、今日のようなディフェンスをしなければいけないとチームとして再確認できた試合だった。