ユッカ・トイヤラ氏はフィンランド出身。現役時代は主に母国フィンランドでプレーし、2002年にはフィンランドリーグ「Korisliiga」で最優秀選手に輝きました。また、フィンランド代表選手として国際大会に出場した経験もあります。

現役引退後は、母国フィンランドやルーマニア、ポーランドのトップリーグでヘッドコーチを務め、2008年にはKorisliigaで最優秀コーチに選出。ナショナルチームでは、2006年からアンダーカテゴリーのフィンランド代表チームのアシスタントコーチ、ヘッドコーチを務めると、2010年からはフィンランド代表チームのアシスタントコーチに就任。ラッシ・トゥオビ氏（2024-25シーズンから横浜ビー・コルセアーズのヘッドコーチに就任）らとともに9年間フィンランド代表チームを率いました。その後、2019年からはエストニア男子バスケットボール代表ヘッドコーチに就任し、若手中心のチームをFIBAユーロバスケット2022出場に導きました。

トイヤラ氏は2024年6月にエストニア代表ヘッドコーチを退任し、来季から横浜ビー・コルセアーズのアシスタントコーチとして、トゥオビ氏と再びタッグを組むことになります。

現エストニア男子バスケットボール代表ヘッドコーチのユッカ・トイヤラ氏を、来季の横浜ビー・コルセアーズの新アシスタントコーチとして迎え入れることを報告させていただきます。トイヤラ氏は選手、アシスタントコーチ、ヘッドコーチとして輝かしいキャリアを築いており、直近ではエストニア代表のヘッドコーチとして若い選手たちの育成に素晴らしい成果を残しております。

トイヤラ氏には新ヘッドコーチのラッシ・トゥオビ氏との信頼関係に基づいてB.LEAGUEへの挑戦を決意いただき、この6月をもってエストニア代表ヘッドコーチを退任され、2024-25シーズンからは横浜ビー・コルセアーズでのアシスタントコーチに専念していただきます。トイヤラ氏の豊富な指揮・育成の経験を横浜ビー・コルセアーズにもたらしていただくことはもちろん、トゥオビ新ヘッドコーチ不在時には山田謙治アシスタントコーチ兼アシスタントゼネラルマネージャーとともにチームをまとめ上げる手腕にも期待しております。

今シーズンの経験を踏まえ、クラブとして中長期的な目線でステップアップしていくことを見据え、ヨーロッパで豊富なコーチングキャリアを築く2人の情熱的なコーチに参画していただくことができました。トゥオビ新ヘッドコーチ、トイヤラ新アシスタントコーチともに初めてのB.LEAGUE挑戦となりますので、チームスタッフとも積極的にコミュニケーションをとりながら、憂いなく10月のシーズン開幕を迎えられるよう、全力で取り組んでまいります。皆さまの温かいご声援、何卒よろしくお願いいたします。