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【GAME REPORT】B.LEAGUE PRE SEASON GAME 2025 横浜ビー・コルセアーズ vs 上海シャークス

9月13日(土)に行われた「B.LEAGUE PRE SEASON GAME 2025 横浜ビー・コルセアーズ vs 上海シャークス」の試合結果についてお知らせいたします。
B.LEAGUE PRE SEASON GAME 2025 横浜ビー・コルセアーズ vs 上海シャークス
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- 開催日
- 9月13日(土)
- 試合開始時間
- 14:30 TIP-OFF
- 会場
- トッケイセキュリティ平塚総合体育館
- 入場者数
- 2,309名
総評
サマリー
シーズン開幕前に国内で行う、最初で最後のプレシーズンゲーム。ユーロバスケット2025に参加しているラッシ・トゥオビHCに代わって山田謙治AC兼AGMが指揮を執り、中国バスケットボールリーグ所属の上海シャークスを相手に迎えた。立ち上がりから激しい攻防が続く中で横浜BCは前半をリードして折り返した。後半もリードを保ちながら試合を進めたが、4Qに上海の反撃を受けて逆転を許し、最後まで続けた猛追も届かず3点差で惜敗した。スコアリーダーは17得点の#8クラークが記録している。
スターター
#3 安藤誓哉
#4 ダミアン・イングリス
#8 ゲイリー・クラーク
#24 松崎裕樹
#30 須藤昂矢
主な個人スタッツ
#3 安藤誓哉
15得点 3リバウンド 3アシスト 1スティール
#4 ダミアン・イングリス
15得点 10リバウンド 3アシスト 1スティール
#8 ゲイリー・クラーク
17得点 6リバウンド 3アシスト 3スティール 3ブロック
1Q
横浜BC 21-24 上海
#8クラークの3Pシュートで先制するが、すぐさま上海に決め返され、序盤から一進一退の攻防が続く。残り6分には、#3安藤の連続3Pシュートで横浜BCがリードを7点に広げるが、ターンオーバーからの連続失点で残り5分には1点差に詰め寄られる。#8クラークの連続得点などで再び突き放すも、徐々にエンジンがかかってきた上海に連続得点を許し、残り2分で逆転され1Qは3点ビハインドで終了。
2Q
横浜BC 41-37 上海(横浜BC 20-13 上海)
2クォーター開始直後、#3安藤がトップから3Pシュートを沈めて同点とする。フリースローやペイントアタックから連続得点を許し、再びリードを奪われるが、#3安藤、#30須藤の3Pシュートで再び同点に追いつく。上海に3Pシュートを決め返される場面もあったが、#4イングリスが3Pシュートで応戦。互いに譲らず同点のままオフィシャルタイムアウトに突入する。タイムアウト明け、我慢の時間が続く中、終盤には#25ターズースキーのインサイドプレーで横浜BCがリードを奪うと、さらに#18森井との連係から#8クラークが加点。横浜BCは4点リードで前半を終える。
3Q
横浜BC 54-49 上海(横浜BC 13-12 上海)
後半の立ち上がりは、両チームともに守り合いの展開に。互いに我慢の時間が続く中、横浜BCはディフェンスで相手のミスを誘発。#4イングリスの2Pシュート、#30須藤の3Pシュートで開始4分にリードを9点に広げる。その後は、上海に高さを活かした攻撃で得点を許すものの、セカンドチャンスから#18森井が3Pシュートを沈め、追撃を許さない。さらに残り1分には、#18森井のディフェンスから相手のミスを引き出し、ファストブレイクで加点。終盤に連続失点を喫する場面もあったが、終了間際に#23キングが3Pシュートを決め、横浜BCは5点リードで最終クォーターへ。
4Q
横浜BC 67-70 上海(横浜BC 13-21 上海)
2Pシュートで得点を重ねる上海に、開始3分で1点差まで詰め寄られる。#3安藤が相手のファウルを誘い、フリースローで加点するが、開始4分に上海#14李に3Pシュートを決められ、逆転を許してしまう。その後、#3安藤のフリースロー2本でリードを奪い返すと、#8クラークとの連係から#25ターズースキーが豪快なダンクを叩き込む。開始5分には、#8クラークが個人技からバスケットカウントを獲得しリードを5点に広げる。しかし、ここから上海が反撃。残り4分で同点に追いつかれると、残り3分には2Pシュートでリードを奪われ、さらには追加の2Pシュートも許し、ビハインドは4点に広がる。それでも、#8クラークがファストブレイクとフリースローで加点し、最後まで上海の背中を追いかけるが、あと一歩及ばず、3点差で惜敗した。
試合後コメント
山田 謙治AC兼AGM
外国籍選手も合流してチームが全員そろったのが8月18日。そこから約1カ月間練習をおこない、今日が初めての対外試合だった。いいところもあった一方で、プレータイムにかたよりがあったり、まだまだ修正しないといけないところがある。その中で勝たせられなかったのは私の責任だ。選手はやるべきことを遂行してくれた。その点は開幕に向けていい材料になった。
#3 安藤誓哉選手
ビーコルファン・ブースターの皆さんの前で初めてプレーできて楽しかった。試合に関しては手応えもあったが、まだまだこれから合わせていかないといけない部分があったので、これからシーズン開幕に向けてしっかりと調整していきたい。
#8 ゲイリー・クラーク選手
この試合を通して、僕らは徐々に良くなっていった。プレシーズン初戦から流れを掴むことができた。僕らはお互いに慣れようと頑張っているところ。去年からいる選手にケーレブ選手を含めた新加入選手全員、今日は本当に良いプレーができたが、残念ながら勝利に及ばなかった。個人的には、自分のパフォーマンスに満足していないが、あまり落ち込んでいない。とにかく頑張る。良いところも取り入れつつ、悪いところも見つめ直す。今がその時なんだ。
#18 森井健太選手
今シーズン初めてビーコルファン・ブースターの皆さんの前でプレーするということで、とても楽しみにしていた。自分自身、楽しんでプレーできたし、様々な組み合わせやシステムを確かめることもできた。そして、平塚で合流したばかりのケーレブ選手については初めての試合で、一緒にプレーする練習時間は短かったもののチームに良い影響を与えてくれた。明日からのエストニア遠征は、クラブとして本当に大切で重要な遠征になる。これを経て、開幕の琉球戦、そして新シーズンに向けて勝てるようにチームの団結力を深めて、しっかりと準備をして戦っていく。