ホームで迎えたプレシーズンゲームA千葉戦。堅固なディフェンスと高確率なシュートで1Qに27点の猛攻をみせた横浜BCが主導権を握って試合を進めた。食らいつくA千葉に二桁あったリードを終盤に一桁差まで縮められるが、最後までチーム全体でリバウンドやルーズボールに飛び込み、積極的なプレーと強度の高いディフェンスを続けた横浜BCが勝利を飾った。スコアリーダーは16得点を挙げた#9杉浦。出場選手全員が得点をあげる中、#23キング、#30須藤も二桁得点の活躍を見せた。

#8 ゲイリー・クラーク
#15 キーファー・ラベナ
#21 マイク・コッツァー
#23 キング開
#30 須藤昂矢

#9 杉浦佑成 16得点 3リバウンド 1スティール 1ブロック
#15 キーファー・ラベナ 9得点 2リバウンド 4アシスト 1スティール
#21 マイク・コッツァー 9得点 10リバウンド 4アシスト 1スティール
#23 キング開 10得点 4リバウンド 1アシスト ブロック
#30 須藤昂矢 15得点 1アシスト

横浜BC 27-16 A千葉

A千葉に先制を許すがすぐさま#30須藤が3Pシュートを決め返す。一進一退の攻防が続く中、スティールから#15ラベナがファストブレイクを成功させてチームを勢いづけると、#30須藤、#23キングらの連続得点で中盤に16-0のランを作り出す。ディフェンスでは中盤4分間を無得点に抑える堅固な守りをみせ、残り4分で横浜BCのリードは15点に。終盤にA千葉のシュートが決まり始めるが、終始テンポよく得点を決めた横浜BCが27得点の猛攻で11点をリードし1Qを終える。

横浜BC 44-26 A千葉（横浜BC 17-10 A千葉）

立ち上がりから守り合いとなり得点が動かない重たい展開に。開始3分にA千葉がフリースローでこのクォーター最初の得点を決めてリードが一桁となるが、#9杉浦が3Pシュートを決めて再びリードを二桁に広げる。中盤には#18森井のアシストからゴール下に飛び込んだ#30須藤が得点。さらに#30須藤はコーナーからこの試合3本目の3Pシュートを成功させA千葉を引き離す。フリースローで加点するA千葉に点差を縮められるが、タイムアウトをとって立て直すと#24松崎、#21コッツァーが積極的な攻めをみせる。終了間際に#18森井のアシストから#21コッツァーが加点し18点リードで前半終了。

横浜BC 60-48 A千葉（横浜BC 16-22 A千葉）

#15ラベナのアシストで#21コッツァーがこのクォーター最初の得点を決めるが、強度を上げたA千葉ディフェンスにリズムを崩される。その間に連続得点を許して開始3分で11点差に迫られるが、トップの位置から#9杉浦が3Pシュートを射抜いて追い上げを許さない。残り4分にはスティールから#24松崎がワンマン速攻を決めて流れを呼び寄せると、#9杉浦の3Pシュートで横浜BCのリードが20点に拡大。3Pシュートを決め返されるが、終盤のオンコート0の時間帯も泥臭くルーズボールに食らいついてリードは渡さず、12点リードで最終クォーターへ。

この1週間、平塚で過ごした時間はチームにとって、とても重要な時間で、合宿でやっていたことを試合でできていたのでよかった。これからも引き続き成長して、良いバスケができるようにしていく。

新しいチームになって初めてのホームの試合で、プレシーズンだったが、勝利するところを見せられてよかった。シュートをたくさん打ち、何本か決めることができてよかった。どんどんチームはよくなっていくと思う。僕ももっとアジャストできるように頑張っていく。

ファン・ブースターの皆さまの前で最初の試合で良いプレーができた。とてもワクワクしたし、シーズン開幕が楽しみ。これからもっとチーム一丸となって一緒にプレーすることになると思う。明日は隣の川崎と対戦するが大きなライバルとの試合になる。だからこそしっかり休んで、明日も一生懸命プレーする。

ホームでのプレシーズンゲームということで、本当に楽しみにしていたし、たくさんの方々に僕たちのために会場まで来ていただき、本当に力をいただいた。チームとしては、まだできてないことが多いが、そんな中で自分たちがやってきたことを出せる時間帯もあり、勝利で終われたことはよかった。また明日、ゲームがあり2試合連続は今シーズン初めてだが、40分間エナジーを切らさず、全員がファイトする姿を見せていきたい。

今日は今までやってきたバスケが存分に発揮できた試合だった。まだ完成ではないので、今日の試合から学び、しっかり内容を重視して頑張っていく。

プレシーズンゲームだったが、こんなにたくさんの方に来ていただき、声援を送っていただいて、僕たちもすごくいいパフォーマンスができた。本当に応援ありがとうございました。自分の持ち味を出すことができた部分もあった。個人として3ポイントであったり、カッティングのフェイントを開幕までもう少し良くしていきながら、チームとしてコミュニケーションやディフェンスのミスをしっかり修正して開幕に臨んでいく。