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【GAME REPORT】ウインターカップ2025 神奈川県予選会 男子決勝 東海大学付属相模高等学校 vs 湘南工科大学附属高等学校
10月26日(日)に行われた「令和7年度神奈川県高等学校秋季バスケットボール大会 ウインターカップ2025 神奈川県予選会 男子決勝 東海大学付属相模高等学校 vs 湘南工科大学附属高等学校」の試合結果についてお知らせいたします。
令和7年度神奈川県高等学校秋季バスケットボール大会 ウインターカップ2025 神奈川県予選会 男子決勝 東海大学付属相模高等学校 vs 湘南工科大学附属高等学校
- 開催日
- 10月26日(日)
- 試合開始時間
- 11:30 TIP-OFF
- 会場
- 横浜国際プール
総評
男子最終結果
優勝:東海大学付属相模高等学校(6年ぶり4回目)
準優勝:湘南工科大学附属高等学校
サマリー
「令和7年度神奈川県高等学校秋季バスケットボール大会 ウインターカップ2025 神奈川県予選会」男子決勝戦。「東海大学付属相模高等学校 vs 湘南工科大学附属高等学校」の一戦は、ジャンプボールを制した東海大学付属相模が先制。#7髙島の3Pシュートや#5ジェイコブス、#8黒﨑のドライビングレイアップが立て続けに決まり、東海大学付属相模が立ち上がりから9-0のランを作る。
対する湘南工科大学附属は、東海大学付属相模の勢いをなかなか止められず苦しい時間が続いたが、#11小椎尾を中心に着実に得点を重ね、1Q終盤には#9鎌田と#10柴田のコンビプレーで逆転。以降は一進一退の攻防が続き、41-35、東海大学付属相模が6点リードで試合を折り返す。
後半は、東海大学付属相模#7髙島の3Pシュートでスタート。#7髙島はリバウンドから自らドライブしてレイアップを沈めるなど攻守で存在感を発揮。3Q序盤、湘南工科大学附属を約5分間無得点に抑える11-0のランを展開し、主導権を握る。反撃に出たい湘南工科大学附属は、#4石川の3Pシュートを皮切りに攻勢を強める。途中出場の#16山本も3Pシュートやドライブからのタフショットを沈め、一気に点差を沈めていく。しかし、東海大学付属相模#11 鈴木がドライブインで相手ファイルを誘い、個人技で得点を重ねてリードを二桁に保つ。それでも湘南工科大学附属は、#16 山本、#18 石川の3Pシュートで勢いに乗り、ついに同点に追いつく。
以降は、互いに得点を奪い合うシーソーゲームとなったが、東海大学付属相模#7髙島がタフショットを沈めてチームを鼓舞。ファウルゲームに持ち込み、フリースローを確実に沈めて逃げ切った。
最終スコアは85-79。東海大学付属相模高等学校が激戦を制し、「SoftBank ウインターカップ2025」神奈川県代表の座を掴んだ。
東海大相模スターティング5
#5 ジェイコブス・オベット・大選手
#6 志水耀選手
#7 髙島舜弥選手
#8 黒﨑亮志選手
#11 鈴木郁武選手
主な個人スタッツ
#7 髙島舜弥選手
39得点 7リバウンド 1アシスト 1スティール
#8 黒﨑亮志選手
10得点 5リバウンド 8アシスト 3スティール
#11 鈴木郁武選手
15得点 5リバウンド 2ブロック
湘南工大附スターティング5
#4 石川葵選手
#5 山田哉登選手
#9 鎌田倖明選手
#10 柴田力弥選手
#13 福本燿選手
主な個人スタッツ
#5 山田哉登選手
13得点 7リバウンド 3アシスト 1スティール
#11 小椎尾賢太選手
14得点 5リバウンド 1ブロック
#16 山本修平選手
16得点 4リバウンド 2アシスト
東海大相模 試合後コメント
原田政和コーチ
今シーズン、湘南工科大学附属高校さんとはずっとデッドヒートを繰り返していた。このウインターカップ予選前に、下級生の#11鈴木郁武が国体チームに入り自信をつけた。そこに賭けてみようと考え、スターティング5をインターハイから1人変えて試合に臨んだ。
東海大相模のバスケは、鍛えた体を存分に使ってアグレッシブにディフェンスリバウンドとルーズボールを頑張るというスタイル。鈴木選手は今日5ファウルで退場してしまったが、最後の1ピースとして、2年生ながらアグレッシブなプレーでチームにエネルギーを与えてくれた。そこに3年生の意地が加わり、勝利をもぎ取ったという印象。私自身は非常に嬉しい反面、ほっとしている。全国の舞台にまたこのチームで挑戦できるということに非常に感慨深いものがある。
#4 西村奏翔選手
今年のチームは能力の部分で期待していただいていたが、悪い流れを立ち切れない課題が当初あった。今日の試合でも、相手に流れを持っていかれそうな時間があったが、コートに出ている人たちが我慢して自分たちのペースにしっかり戻してくれた。ベンチからの声かけ、2階で声を出し続けて応援してくれた皆さんのおかげで、この3年間やってきたことを最後の大会でしっかり出せたのではないかと思う。
-ウインターカップへの意気込み-
ウインターカップまであと2ヶ月。この2カ月でチームとして一段階上がるためには、会話をもっと増やすということにこだわっていきたい。試合後に「ああだったよね、こうだったよね」というのではなく、試合中に自分たちが思っていることを言えば、コート内の状況が変わると思う。コート内の会話をもっと増やし、コミュニケーションの部分をもっと磨いていく必要がある。
#7 髙島舜弥選手
去年から悔しい思いをしていたということもあるが、この最後の大会に賭ける思いは誰よりも強く、今日は何がなんでも勝とうという気持ちだった。自分以上に仲間がハッスルしてくれたり、この大会までの日々の練習で成長してくれたことが何よりも嬉しい。
-ウインターカップへの意気込み-
自分たちの目標は全国ベスト8。ここがゴールではなくスタートなので、ギアを上げてチーム全員一丸となって頑張っていきたい。自分自身、今日の試合は全て良かったわけではない。流れを持っていかれそうになった時、自分がタフにシュートを打ったことで逆に相手にリズムを掴ませてしまったと思う。もっと状況を判断してシュート、パス、ドライブの3つの選択肢をバランスよくやれば、自分たちのバスケが40分間できたと思う。その部分を、このウインターカップまでの期間で練習していきたい。













