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りそなグループ B.LEAGUE 2024-25シーズン ロスターについて(7/1(月)現在)

いつも熱いご声援をいただきありがとうございます。

りそなグループ B.LEAGUE 2024-25シーズンのロスター(7月1日(月)時点)についてお知らせいたします。

新たなシーズンも、横浜ビー・コルセアーズへの熱いご声援と温かいご支援をよろしくお願いいたします。

白井英介代表取締役 コメント

2023-24シーズンも横浜ビー・コルセアーズへのご支援、ご声援をいただき誠にありがとうございました。

“FLY THE FLAG”を掲げ、クラブ初のBリーグチャンピオンシップベスト4からさらなる高みを目指し、良い部分は継続し、課題を改善するための補強と再構築に挑んだ2023-24シーズンでしたが、一昨シーズンに見せていたアグレッシブなディフェンスからチーム全体がゴールまで走り、個々の強みを生かしたビーコルのバスケットボールを皆さまに見せることができず、チームが浮上するきっかけをつかめないままシーズンを終えることとなりました。

一昨シーズンの課題としていた、フリースロー成功率は上昇したものの、3Pシュート成功率や被ブロック率を改善することができないまま、得点が伸びず、また試合を重ねてもディフェンスの強度が上がらず、失点も減らせないという悪循環に陥り、一昨シーズンの躍進の要因であったリバウンドも数値を下げる結果となりました。

大きな要因は「平均40.4本」でリーグ2位から「平均36.7本」でリーグ19位と大きく後退したチームリバウンドにありました。カイ・ソット選手の加入後に改善する場面も見られましたが、勝利を手繰り寄せるには至りませんでした。より若い布陣で「タフさ」と「結果へのこだわり」を誓って挑んだチームは、浮き沈みの多いシーズンをもがき苦しみながら、文字通り“耐える”シーズンとなってしまいました。

しかし、そんな中にも、もがき苦しむ選手たちが光明を見せてくれたシーンが、見るものの心を滾らせてくれたプレーが、1シーズンを通じていくつもありました。多くの選手と継続契約を行った点については、育成を掲げたクラブコンセプトのもと、シーズン序盤に大きな怪我をした大庭岳輝選手を除く全員が50試合以上に出場し、常に自身の課題と向き合い、改善をしてきた選手たちの成長を感じているからです。チーム、個人の浮き沈みを経験した選手たちは、この悔しさを糧にまた一回り逞しくなってくれるはずです。

加えて、このチームに足りなかったピースを埋めるため、新たな戦力を迎え入れることとなりました。

1人目は、アジア特別枠選手として獲得したキーファー・ラベナ選手。B2に降格した滋賀レイクスにおいて、すべての面でリーダーシップを発揮し、若い滋賀レイクスを一つにまとめ1シーズンでのB1復帰の原動力となっていました。プレーはアグレッシブに得点を狙いつつも、広い視野でアシストも量産できるコンボガードで、彼の加入によりB1でも有数のバックコート陣が構築され、クラッチタイムを含めたチームの選択肢が格段に拡がること、また若いチームのリーダーとしての貢献を期待しています。

2人目はナナーダニエル弾選手。ナナー選手は地元・神奈川県への凱旋となります。まだプレータイムは少ないものの身体の強さや献身的な動きは日本人ビッグマンとして外国籍選手と戦えるポテンシャルを秘めています。まだ若く粗削りな部分もありますが、チームと共に成長し、この1シーズンでリーグを最も驚かせる選手になってくれることを期待しています。

外国籍選手については、昨シーズンの課題として残った「インサイドの力強さ」を体現する選手たちの獲得を進めています。ディフェンスをフィジカルにアグレッシブに遂行し、リバウンドを確実に奪取する心身ともに強い選手で、試合を通してスピード感を出すための柱としての活躍が期待できます。現段階では諸般の事情により発表できる状態にはありませんが、極めて順調に編成が進んでいるものとご理解いただければと思います。

そして、外国籍ヘッドコーチ・アシスタントコーチという新たなコーチングスタッフ体制に挑戦いたします。

青木勇人氏、イゴア・ジャレティッチ氏が成長を促進させてきたチームに、若くエネルギッシュなラッシ・トゥオビ氏と、同じフィンランド人でトゥオビ氏との関係性が強いユッカ・トイヤラ氏を招聘しました。レベルの高いヨーロッパにおいて、両氏ともナショナルチームのヘッドコーチ経験があり、勝利への航路を熟知しているのみならず、若手選手の育成に対しても大きな成果を上げております。他国と比べるとタレントの多くない国のナショナルチームを率いてヨーロッパで戦い、結果を出している経験は、若いビーコルに必要不可欠な要素をもたらしてくれると確信しております。

現時点では両氏とも来日されておりませんが、週に何度もオンラインでミーティングを重ね、お二方の人柄を知るたびにワクワクする気持ちにさせてくれるとともに、外国籍選手のリクルーティングについても精力的に動いていただいていることで、現状ではベストに近い編成ができております。近いうちに詳細の発表をできることを私たちもとても楽しみにしております。

最後に、2023-24シーズン途中でチーム最長の6シーズン在籍したエドワード・モリス選手、また2023-24シーズンをもってジェロード・ユトフ選手、田中力選手、西野曜選手、デビン・オリバー選手、ジョシュ・スコット選手が退団することとなり、レンタル移籍でシーズン途中から横浜に来てくれたカイ・ソット選手もレンタル期間満了となりました。コーチングスタッフ、チームスタッフでは青木勇人氏、イゴア・ジャレティッチ氏、門間賢翔氏、藤田基弘氏、宮川楓氏、中村仁美氏が退団することとなりました。昨シーズンの結果を踏まえ、大きく変化の必要なオフシーズンとなりましたが、同じ船に乗って航海してきた仲間が旅立っていく寂しさと、また彼らと互いに成長した姿で出会える期待が入り混じる気持ちです。この場を借りて、クラブへの貢献を御礼申し上げるとともに、今後の新天地での活躍を祈念しております。

2024-25シーズンも引き続き、横浜ビー・コルセアーズへのご支援、ご声援を何卒よろしくお願いいたします。

株式会社横浜ビー・コルセアーズ
代表取締役 白井英介