平素より横浜ビー・コルセアーズに多大なるご声援を賜り、誠にありがとうございます。

このたび、竹田謙氏のゼネラルマネージャー退任に伴い、新たに横浜ビー・コルセアーズのゼネラルマネージャーに就任し、代表取締役との兼任となりましたことをご報告させていただきます。

まずは竹田氏のゼネラルマネージャーとしての多大なる貢献と功績に、感謝と敬意を表したいと思います。今後はアドバイザーという立場で、培われた知見や人脈、経験をチームに還元していただくとともに、私や山田謙治アシスタントコーチ兼アシスタントゼネラルマネージャー、白澤卓アカデミディレクター兼アシスタントゼネラルマネージャーの良き相談役として引き続き横浜ビー・コルセアーズを支えていただきたいと考えております。

一昨シーズン終了後ほどなくして、竹田氏から彼のキャリアに関して相談を受けてからおよそ1年間、クラブの屋台骨を担うゼネラルマネージャーという役割をクラブとしてどのように全うするか、竹田氏本人も含め、様々な形で議論を重ねてきました。彼のキャリアにおける前向きな決断を心から応援しながらも、クラブの歴史を知り、支え、牽引してきた竹田謙に代わる人材は存在し得ず、本心では彼の翻意を期待せずにはいられませんでした。

ただ、それでも私たちは前に進んでいかなければなりません。ほかの誰かを当てはめることで簡単に補えるものではなく、竹田氏自身の力も借りながら、彼が担っていた役割や機能を、内部の力や外部のプロフェッショナルの力、テクノロジーの力を使って、クラブ全体で補っていくことが重要だと考えました。山田氏には引き続きアシスタントコーチとして現場を支えながら、アシスタントゼネラルマネージャーとしてもエージェントや選手との強いコネクションを活かしていただきます。そして、クラブ創設時から横浜ビー・コルセアーズのバスケットボールを誰よりも知る白澤氏にアシスタントゼネラルマネージャーに就任していただき、現場とフロントの橋渡し役になっていただきます。またそれに加えて、映像分析のための新システムを導入し、データ取得や分析のスポーツスタートアップとの協業を開始し、海外スカウトとの契約を検討するなど、社外のプロフェッショナルの力を活用することで、他のトップクラブと比べて特色あるチームマネジメント体制を築いてまいります。

こうした社内外にわたる体制を広く管理するためには、私自身が代表取締役との兼任でゼネラルマネージャーの任に当たることが必要であろうと考え、今回の人事に至っております。至らぬ点も多くあるかと存じますが、皆さまの叱咤激励をいただきながら、全力で職務に邁進してまいります。今後とも温かいご支援、ご声援の程、何卒よろしくお願いいたします。

今シーズンも引き続きアシスタントコーチ職と兼任でアシスタントゼネラルマネージャーを務めることになりました。昨シーズンの悔しい思いもあり、このオフシーズンはトゥオビヘッドコーチも交えて多くのミーティングを重ね、新チームの編成を行なっています。

白井氏、白澤氏とともに今シーズンのチームをしっかり支え、チームが日々成長できるように全力を尽くしてまいります。

このたび、アシスタントゼネラルマネージャーに就任することとなりました、白澤卓です。

15年前、横浜ビー・コルセアーズがまだ名前のない頃からチームの立ち上げに関わり、チーム設立後は多くの活動に携わりつつ、主にアカデミーの活動を拡大する役を担ってきました。ユースチームの立ち上げからは10年が経ち、我々が育成に関わった選手たちが、国内でプロ選手になったり、海外に挑戦したり、私自身の活動も国内外へと幅を広げることができました。

プロ選手の経験のない私がアシスタントゼネラルマネジャーに就任することは恐れ多いと感じつつも、これまでの経験から、クラブコンセプトのひとつである「育成と発掘」の面で横浜ビー・コルセアーズに貢献ができると考えております。このクラブが継続的に成長できるように全力を尽くしてまいります。