記者会見コメント|2024.7.9「河村勇輝選手 NBA メンフィス・グリズリーズとのエグジビット10契約合意に関する記者会見」
いつも熱いご声援をいただきありがとうございます。
本日7月9日(火)に、「河村勇輝選手 NBA メンフィス・グリズリーズとのエグジビット10契約合意に関する記者会見」を実施いたしました。
この会見での白井英介代表取締役 兼 ゼネラルマネージャー、河村勇輝選手のコメントを下記の通りお知らせいたします。
記者会見実施概要
実施日時 | 7月9日(火)15:30~16:00 |
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実施場所 | たきがしら会館(横浜市磯子区滝頭三丁目1-68) |
登壇者 | 白井英介代表取締役 兼 ゼネラルマネージャー 河村勇輝選手 |
会見内容 | ①白井英介代表取締役 兼 ゼネラルマネージャーからご報告と経緯説明 ②河村勇輝選手からコメント ③質疑応答 ④フォトセッション |
白井英介代表取締役 兼 ゼネラルマネージャー コメント
皆さま、本日はたきがしら会館までお越しいただきありがとうございます。私から今回の件について簡単にご報告をさせていただきます。先日発表させていただきましたとおり、弊クラブ所属の河村勇輝選手がメンフィス・グリズリーズとのエグジビット10契約に合意したことを報告させていただきます。
今回の契約に至った経緯について、河村選手のマネジメント会社である楽天株式会社様から得た情報を私から簡単にご共有させていただければと思います。昨年8月に実施された「FIBA バスケットボールワールドカップ 2023」直後の辺りから本年の6月におこなわれたNBAドラフト以降の期間にかけて、NBAの複数クラブが河村選手のプレーに興味を示し、エージェントと各クラブが連絡を取り合っており、その中で先週の数日間においてメンフィス・グリズリーズから具体的な問い合わせが入り、日本時間7月6日土曜日の午前中にエグジビット10契約の申し出を受け、合意することになったと聞いております。
今後の河村選手の日本における活動について簡単にご説明させていただきますが、この後、パリオリンピックに向けて、改めて日本代表チームに合流をいたしまして、7月26日に開幕するパリオリンピックに出場いたします。パリオリンピック後は横浜ビー・コルセアーズに一旦合流をして、メンフィス・グリズリーズとのエグジビット10契約の締結までは横浜ビー・コルセアーズの選手として活動いたします。パリオリンピックからの帰国後には、ファン・ブースターの皆さまと河村選手が交流をするイベントを企画しております。
今回、河村選手のNBA挑戦について、クラブとして感じていることを述べさせていただきます。当然、クラブとしてはチームの中心選手である河村選手が開幕を前にしたこの時期に離脱をするということは非常に難しく苦しいことだと感じています。ただ一方で、NCAAで常にNBAのスカウトの皆さんの目に触れる状態だった富永啓生選手のケースとは少し違い、アメリカでのプレー経験がない河村選手が今回のようなオファーを受けたということは、B.LEAGUEがNBAをはじめ世界から注目されるリーグとなったということです。またNBAのスカウトがB.LEAGUEや日本代表の試合をリクルーティングの対象として見てアクセスするようになったということの証だと思いますし、このB.LEAGUEというリーグで活躍することの先には、確かにNBAという舞台が存在しているということの証でもあると感じております。
こういったことは、これからNBAの舞台を目指す日本の若い選手たちにとって、我々が想像する以上に非常に意義深いことだと感じております。B.LEAGUEは2030年までにNBAに5人の選手たちを送り出すという目標を掲げております。その中で河村選手のこういったニュースというのは、B.LEAGUE全体にとっても非常に価値のあるニュースだと思いますし、育成をクラブの強みとして掲げ、経営を続けてきた私たちにとっても、同じく横浜ビー・コルセアーズのU18出身で、昨日パリオリンピックのメンバーにも選ばれたジェイコブス晶選手をはじめとして、若い世代の選手たちがどんどん世界に挑戦していくということは本当に素晴らしいことだと思っております。クラブとしても今後もこうした若い選手たちの挑戦を積極的に応援していきたいと感じております。その先駆けとなる河村選手の挑戦をクラブとしても全力でサポートし、今以上に大きくなって、また横浜ビー・コルセアーズに帰ってきてくれることを強く期待しておりますし、私たちもその時に彼を迎え入れられるような力強いクラブになっていくことを彼と約束しましたことを併せてお伝えさせていただきます。
河村勇輝選手 コメント
皆さんこんにちは。横浜ビー・コルセアーズの河村勇輝です。今日はたきがしら会館にお越しいただき、本当にありがとうございます。このたび、メンフィス・グリズリーズからエグジビット10のオファーをいただき、チャレンジをする決意をしました。夢の実現のために全面的なご協力とご理解をしていただいた横浜ビー・コルセアーズのクラブ関係者の皆さまに改めて御礼申し上げます。ありがとうございます。
また、ビーコルのファン・ブースターの皆さま、いつも熱い応援をありがとうございます。夢の実現のために必ず日々精進をして、頑張っていきたいと思いますので、引き続き応援をよろしくお願いします。