河村勇輝選手がNBAメンフィス・グリズリーズと2WAY契約締結!
いつも熱いご声援をいただきありがとうございます。
本日、河村勇輝選手がNBAに所属するメンフィス・グリズリーズと2WAY契約を締結したことが発表されました。
今回河村選手が契約締結した2WAY契約はNBAと下部Gリーグを行き来しながらNBAでは最大50試合出場することが可能。出場すれば田臥勇太選手、渡邊雄太選手、八村塁選手に続いて日本人4人目、またB.LEAGUEから輩出された初めての日本人NBAプレーヤーの誕生となります。
河村選手のますますの健闘をお祈りするとともに、横浜ビー・コルセアーズは世界に通用する選手を輩出する育成型クラブとして、今後も若い世代の選手たちの世界への挑戦をサポートしてまいります。
白井英介代表取締役 コメント
本日10月20日、河村勇輝選手のNBAメンフィス・グリズリーズとの2WAY契約締結が発表されました。
言葉も文化も異なる環境下の中でも日々努力を重ね、わずかなチャンスから2WAY契約を勝ち取った河村選手へお祝いの言葉を贈りたいと思います。本当におめでとうございます。
河村選手がNBAの試合に出場すれば、田臥勇太選手、渡邊雄太選手、八村塁選手に続いて日本人4人目、B.LEAGUEから輩出された日本人選手としては初のNBAプレーヤーの誕生となります。これはB.LEAGUEが掲げる2030年までにNBAに5人の選手たちを送り出すという目標に対して非常に大きな一歩となると共に、B.LEAGUEというリーグで活躍することの先に、確かにNBAという舞台が存在しているということの証左であり、大変意義深く感じております。
河村選手の活躍は、世界への挑戦を目指す若い世代の選手へ希望を与えるもので、育成をクラブの強みとして掲げ、経営を続けてきた横浜ビー・コルセアーズにとっても非常に喜ばしく思っております。世界に通用する選手を輩出する育成型クラブとして、横浜ビー・コルセアーズは今後も若い世代の選手たちの世界への挑戦を積極的に応援するとともに、日本のバスケットボール界の発展に寄与してまいります。
河村勇輝選手は2020年12月に特別指定選手として横浜ビー・コルセアーズに入団。以降、2023-24シーズンまでの4シーズンを横浜ビー・コルセアーズでプレーしました。2022年3月3日には日本代表のポイントガードとしてパリオリンピック出場を目指すためにプロ転向を発表。2022-23シーズンからはプロ選手としてプレーし、B.LEAGUE史上初のレギュラーシーズンMVPと新人賞のW受賞、個人タイトル6冠、2シーズン連続のアシスト王、ベストファイブ選出など、輝かしい成績を残しています。
日本代表では2022年7月に行われた「FIBAバスケットボールワールドカップ2023 アジア地区予選」Window3 チャイニーズ・タイペイ戦で日本代表デビューを飾ると、国際大会で経験をつみ、脅威の成長スピードで日本代表の主力メンバーに定着。2023年夏に行われた「FIBA バスケットボールワールドカップ 2023」では48年ぶりの男子日本代表の自力でのオリンピック出場権獲得に大きく貢献し、目標としていた「パリ2024オリンピック」にも男子日本代表ポイントガードとして出場しました。
かねてより海外リーグへの挑戦の意向を示していた河村選手は、7月にNBAメンフィス・グリズリーズとの「エグジビット10」契約合意を発表。横浜ビー・コルセアーズを退団、9月に「エグジビット10」契約を締結し、トレーニングキャンプに参加するために渡米しました。10月8日から始まったNBAプレシーズンゲームでは5試合全てに出場し、得意のアシストで日本のみならず現地のファンも魅了。印象的な活躍を見せてアピールし、わずかなチャンスから2WAY契約を掴み取りました。